トヨタ VS パナソニック
製造業を代表するトヨタ自動車とパナソニックが住宅事業を強化しています。家庭の電力需要などを調節するスマートグリッド(次世代電力網)の整備を見据え、省エネ技術が住宅を中心に展開するとみているためです。本業で培ったグループの技術力を結集した「エコ住宅」をアピールしていく考えです。
トヨタは10月5日、家庭でプラグインハイブリッド車(PHV)を充電する際などに対応できる新たな住宅システムを発表しました。
システムは充電・蓄電池などを活用し、住宅での家庭と車の電力消費を最小限に制御するものです。
これに対し、パナホームは今年7月、湖東工場(滋賀県東近江市)の一角に、パナソニックグループの最先端技術を集めた「エコ住宅」の実験棟を建設しました。2010年度中の商品化を目指し、社員が泊まり込んでデータを集めています。
屋根に太陽電池、室内に有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを使った照明、壁の中には冷蔵庫に使われる真空断熱材などを使い、省エネ製品を駆使し、家庭生活に伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きゼロにする試みです。
総務部 小杉 勉
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