LED(発光ダイオード)の電球が普及し始めました。省エネ・長寿命が『売り』ですが、白熱電球から買い替えたものの、「思ったより暗い」と不満に思う人も多いようです。こんなことにならないよう、LED電球の正しい選び方を紹介します。
結論から言いますと、LED電球は「ルーメン(lm)」という数値で、明るさを判断して選びましょう。
耳慣れない言葉ですが、ルーメンとは「全光束」という明るさを測る基準の単位で、電球から全方向に発せられる「光の量」を表しています。
LED電球の明るさ表示をめぐっては、最近まで統一した基準がなく、これが「白熱電球より暗い」という不満の一因にもなっていました。
例えば「60ワット電球相当の明るさ」という表示です。メーカーによっては、LED電球の「真下の明るさ」が60ワットの白熱電球と同等の場合に、こう表示することがあります。ところが、明るいのは真下だけで、白熱電球と比べると「光の量」が大幅に足りない商品も販売されています。
こうした混乱を解消しようと、業界団体の日本電球工業会が昨年7月、LED電球の明るさ表示のガイドラインを定めました。そこで、商品選びの新たな基準として採用されたのが「光の量」を示す全光束、すなわちルーメンです。
下記に掲げた同工業会が示した白熱電球の指標「ワット(W)」と、ルーメンの換算表を参考にしてください。60ワットの白熱電球から取り換えるなら、810ルーメン以上のLED電球を選べば、同等の明るさが得られます。
白熱電球とLED電球で、ほぼ同じ明るさとなる値
20W = 170lm
30W = 325lm
40W = 485lm
60W = 810lm
100W=1520lm
総務部 小杉 勉
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