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2011年5月18日水曜日

分譲マンション OR 建売住宅

Q. 初めてマイホーム購入を考えていますが、分譲マンションと建売住宅、どちらにすべきか迷っています。ほんとうのところ、どっちがトクなのでしょうか。

A. それぞれにメリット・デメリットがあり、一概に決めつけることはできません。価格や住み心地からライフスタイルとの合致度まで、総合的に判断して決めるようにして下さい。
 その際大切なのは、先入観にとらわれないこと。たとえば、価格的には、マンションより一戸建てのほうが高いと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。
 不動産経済研究所の調査をみると、2010年の首都圏の新築分譲マンションの平均価格は4,716万円で、建売住宅は4,646万円でした。しかも、同研究所の調査は、販売区画数が10以上の比較的規模の大きい建売住宅を対象としています。規模の小さい建売住宅が中心の東日本不動産流通機構の調査では、10年度の新築戸建ての平均価格は3,486万円。建売住宅のほうがかなり安くなっていることが分かります。
 また、購入後の維持費についても、マンションは毎月管理費や修繕積立金の負担がありますし、クルマを持っていれば駐車場料金の負担も出てきます。住宅ローン返済額だけではなく、その他の維持費まで加えて、購入後の負担がどうかを考える必要があるのでしょう。
 立地をみると、マンションは都心に近く、駅からの距離が近い物件が多いのに対し、一戸建てはやや遠くなり、なかには最寄り駅からの足がバスというケースもあります。もちろん、この立地によって価格が異なる点も知っておく必要があるでしょう。
 また、住み心地に関しては、最近の分譲マンションは共用部分も含めて、原則的にフラットなバリアフリー構造になっていますが、一戸建ては階段をはじめ、若干の段差が出てしまいます。さらに、鍵ひとつで気軽に外出できるマンションに比べて、一戸建ての建売住宅は鍵が多く、セキュリティ面での差も否めません。
 自分たちの現在、将来の変化を見通しながら、どちらがいいのかを検討して下さい。

総務部 小杉 勉

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