住宅の建物や家財にかける火災保険で、補償内容を、契約者自身が必要に応じて選べる「組み立て自由型保険」の人気が高まっています。内容と注意点をまとめてみました。
「組み立自由型」の火災保険は、基本となる補償内容を、「火災、落雷、破裂、爆発」による損害にとどめ、風災や水災などその他のものを一つずつ選べるようにしたのが特徴です。一方、日常生活で出合う可能性がある多くの被害に備えるものは「パッケージ型」などと呼ばれています。
例えば、防犯設備が整ったマンションの高層階に住む人が、「盗難に遭う可能性は低い」と考えた場合、組み立て自由型では、盗難の補償を省くことができます。
必要な補償だけで済めば、保険料も抑えられます。セゾン自動車火災保険では、保険料を、同社のパッケージ型と比べ、約6割減らせた事例もあるそうです。
ただし、組み立て自由型では、契約者自身が、補償内容を深く理解し、納得しておく必要があります。
また、近年は異常気象で、めったに洪水に見舞われない地域で洪水が起こるなど、想定を超える事態も発生しています。保険料の節約だけを目的に、補償範囲を小さくした場合、いざというときに必要な補償が得られないので注意しましょう。
総務部 小杉 勉
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