断熱の工夫はほかにもあります。東京都世田谷区に住む主婦は先月、リビングや寝室などの窓計17枚の内側に、赤外線をカットする断熱フィルムをはりました。日本エコ断熱フィルム(東京)の商品で、費用は工事費込みで約8万円。1メートル四方で約5,000円(工事費除く)が目安。同社によると震災後、首都圏のマンションなどで施工の依頼が相次いでいるといいます。
吸湿などの機能を持つタイプもおすすめです。「LIXIL(リクシル)」(東京)は室内の湿気を吸収する壁用タイル「エコカラット」を販売しています。工事費別で1平方メートル5,460円から。また、TOTO(北九州市)はユニット式タイル「バーセア」を販売。保水機能のある商品は、30センチ四方で1,733円から。ベランダの床に手軽に設置できます。水をまけば窓辺の涼しさも感じられそうです。
ミサワホーム(東京)は「微気候デザイン」と称し、地域の気候や周辺の住環境を調べ、涼しさを体感できる家づくりを提案しています。施工例の中には夏場にエアコンを使用しなくなった世帯もあるといいます。同社経営企画部では、「よしずやすだれなど、昔ながらの知恵を活用するなど、ちょっとした工夫で住まいの快適性も向上します」と話しています。
(完)
総務部 小杉 勉
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